HOMEスタッフブログスタッフブログ >ミュージアムを巡り、体感する

ミュージアムを巡り、体感する

 

我が家では、雨天のお出かけの時、博物館や美術館、水族館などの

ミュージアムや展覧会に時々行きます。

近場であれば、相模原市立博物館やJAXA相模原キャンパス、少し足を伸ばして、

箱根の生命の星・地球博物館や星の王子様ミュージアム、等々へ。

 

 

本来であれば、もう少し落ち着いた美術館、美術展や歴史博物館なども

訪れたいのですが、家族で出かけるなら、子どもたちが楽しめる施設が多くなります。

子どもたちに好奇心や探究心を養ってもらいたいという、親の思惑がそれなりに

ありながらも、親子で楽しめるミュージアムや展覧会になるべく出かけます。

 

 

この夏に訪れて、印象深かったのが、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館。

常設展示を巡るだけで6kmの道程を歩く、巨大な施設。日本の民俗に関わる

興味深い展示が多い中、街や建物の大きく精密な模型はとてもリアルで、

昔の人々の暮らしの雰囲気がよく伝わってきました。

 

 

幕張メッセで開催されている「宇宙博2014」もスケールの大きい展示でした。

「NASAとJAXAの挑戦」というテーマを中心に、実物大の国際宇宙ステーションの

実験棟「きぼう」や、スペースシャトル、アポロ、火星探査車キュリオシティの模型が

あったり、未来の宇宙開発コーナーがあったりと、わくわくする展示でした。

 

 

伊豆旅行の帰りに、三島のクレマチスの丘にある、ヴァンジ彫刻庭園美術館とベルナール・

ビュフェ美術館に寄りました。石から人間性や感情が浮き出してくるようなヴァンジの石像、

そして、クールな構成の中にメッセージが刻まれているビュフェの絵画。

子どもたちも興味深そうに、見入っていました。

こども美術館ではうれしそうに遊びながら、アートを体感していました。

 

 

ミュージアムや展覧会は、まずはゆっくり、じっくり楽しみ、体感し、没頭するのが一番。

そして、その先に、人間や文化の多様性や歴史や深さ、自然や生命の神秘や美しさ、

世界や宇宙の広さに、触れて、少しでも感受できるならば、私たちの内面は豊かになり、

より想像力や創造力が磨かれ、平和を愛する人が増えるのではないかと、

私は祈りにも似た希望を抱いています。

 

芸術の秋。ミュージアムや展覧会へ、身近な人々と、ぶらりと訪れてみませんか。

 

 

written by  H. Osanai