こんにちは。
最近めっきり寒くなってきましたね~
弊社の薪ストーブは早くも活躍しております!
先日は夜な夜な、さつまいもを薪ストーブにぶち込んで、焼いもにして食べました。
新聞紙を濡らして芋に巻き、さらにアルミホイルで包んで入れるだけ。
焼きたてはうまいんですよ~~~(それをしたくて残業している・・・わけではございませんっ!)
さて、本日はお引渡後の定期点検に伺ってきました。
3年目なので、無垢の木材も乾燥や狂いも落ち着いてきた頃かな?でも漆喰壁のクラックはどうかな?
と色々気にしながら訪ねたのですが、さほど気になるようなところはなかったです。
外壁のよごれは高圧洗浄で落とし、サッシのキシミはシリコンスプレーで様子をみて頂くことに。
室内の吊り引き戸は軽いがゆえに止まりにくいところがあったので、吊レールの戸車が通る部分にシールを貼ると、ちょうどそこで動きが止まるようになりました。(ちょっとわかりにくですかね? わたしとしては、かなりの“ナイスアイディア!!”だったんですけど・・・。)
あとはお庭にパーゴラの造作ご依頼を頂きましたので、これは後日改めてご提案に伺うことになりました!
一通りの点検を終え、少しお話をさせて頂いたのですが、自然素材の家の住み心地の良さも充分に満喫されているようで、こちらもうれしくなりました。ご主人様も今になってあちこちにある“ちょうどイイ工夫”に気付いて感心してくださるようで。だって、奥様とのお打合せには相当時間を掛けましたからね!
ただ、夏でも湿気を感じないのはとても良いが、少し過乾燥気味だとのこと。
これは室内の床壁天井の多くが吸放湿する素材(断熱材もセルローズファイバー)であることと、冬場の主暖房が『薪ストーブ』であること、キッチンは独立型でリビングダイニングや他の部屋に調理時の湿気が行きにくいことが要因かと思われます。
あとは、お施主様自身でネット購入された輸入品のミャンマーチークの床材の隙間がちょっと大きいのが気になりました。
こればかりは致し方ないですが、これからのお客様にはインターネット購入や輸入品の使用にはそういったリスクがあることもお伝えしなければいけませんね。
こうしてお引き渡し後にお客様のお話を伺うと、とっても為になります。
自分の描いた図面がはたして良かったのか、改善点はどこにあったのか、不安だった点はむしろ喜んで頂いていたり、その逆もしかり・・・。
この経験をもとにアップデートを続けて、より多くの方々によりよい「自然素材工房の家」をご提案していきたいですね。
K様、本日はありがとうございました。
設計 tanaka