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横浜市:伝統工法手刻みの家!、、、の加工場

横浜市伝統工法手刻みの家

 

 

こんにちは

大雨の中各地で20℃を超えたりと

不安定なお天気が続きますね

 

体調にお気をつけてお過ごしください!

健康が一番です。

 

 

さて、先日上棟した現場は機械に頼らない

「手刻み」で材料を加工しています。

 

木組みと呼ばれるように、木の特徴を見極めながら

組んでいく建て方です。

 

 

 

 

 

柱や土台、小屋組など様々な大きさの材を全て

手作業で墨付け(下書き)をし、

鋸やかんな、のみを使いながら

加工していきます。

 

 

 

 

横浜市伝統工法手刻みの家

 

機械に頼らず手で加工する違いは

「木の粘り強さを引き出せる」ことです。

機械ではどんなに性能が良くてもまだ複雑な加工はできません。

 

木の上下が逆さだったり・・・

通常は柱も南を向いていた面を南、

北は北・・・といったように合わせていくことで

生きた木を生かせるのですが

そういったものも機械の作業だとばらばらになってしまいがちです。

 

 

一つとして同じ材料がないからこそ、

どうしても熟練した大工の技量と目でないと

見極められない事が出てきます。

 

 

 

 

横浜市伝統工法手刻みの家

 

木の性格を見極め対話しながら

静かに黙々と進むこの刻みの作業で

計算ではあらわせない、家の強度が大きく変わります

 

もちろんプレカット(機械)でも

建築基準法上の強度確保は必須ですが

 

基準以上かどうかではなく

自然の恵みを生かした無理のない素の家。

木の性質を見極め丁寧に作った長くお住まい頂ける家。

 

 

 

そんな100年住宅を目指してこれからも家づくりをしていきたいと思います。

 

実際に上棟した様子がこちら

 

 

横浜市伝統工法手刻みの家

 

筋交いはまだ入っていない状態です!

「仮」補強として仮筋交とよばれる斜め材が一時的に入っています。

 

写真では見えなくなってしまっている

柱と梁、土台と柱、、などの継ぎ手継ぎ手が長くしっかり組まれている為

筋交いがなくても、ぐらぐらしないんです。

 

 

 

 

そんな私は構造見学会の最中に一度地震に遭遇した事がありす。

夢中だった事もあり、

全く揺れに気付かずご案内をしていたのですが

続いて来られたお客様に

「さっきのの地震揺れたわね~!」と声をかけられ

そこで地震に気付いた。という事がありました!

 

寺社仏閣を始め、現存する木造住宅の構造を目で見て感動する事はあっても

体感したのはその時が初めてでした。

 

百聞は一見にしかず。とはこのことだ~と思った経験があります

 

伝統工法にご興味のある方は、事前予約制でご案内できますので

お気軽にお問い合わせください

 

 

 

※手刻みの家詳しくはこちら

※お宅訪問「日野市 日本の家づくり:伝統工法手刻みの家」