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【コラム】花粉症が増える理由

嵐山

 

こんにちは

 

さて、花粉症がつらい時期ですね・・・

 

今の方が昔よりも花粉症が多いと聞きます。

その理由にも諸説ある中で、
山口県美祢市の年間4000人が訪れる、日本初と言われる「森の駅」の創設者、

「里山マイスターの園田秀則さん」から教えて頂いた内容のコラムです。

 

体験・観察からしか見えてこない杉花粉の大量飛散の原因などをお聞きしました。

 

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自然の中で暮らしていると、体験からしか見えてこないことはたくさんあります。
木の切り株で「年輪の広いほうは南」と本には書いてありますが、実際には関係ありません。
年輪は光の方向に広がります。北に開けている山だったら北の方向に年輪が広がっていきます。
ではなぜ、花粉がたくさん出るようになったのでしょうか。

それも自然を観察していたら分かります。

 

山全体が同じ時に同じように杉を植えています。
すると、太陽の当たり方も同じになり同じように成長しますから、
花粉の時期も同じになります。


また、同じように木を植えていると、風が吹いたときに風の強さが強くなり一機に花粉が飛ぶんです。
昔は木の間にいろいろな小木が生えていた。

だから、でこぼこしていて、風が一機に通らなかったんです。
それで、あちこちに花粉が当たってあまり飛散しなかったんですね。



川も、昔とはだいぶ変わりました。
昔は8時間かかって海に流れ着いていた…?
と仮定すると、今は2時間くらいかもしれません。
三面張り工法で真っ直ぐに一機に海に流れ込みます。
すると、汚れた水がそのまま海に行ってしまうんですね。
昔は川が蛇行しながら時間をかけて海に流れていく間に汚れが沈殿していったんです。
昔の川の流れは自然の中で残されてきた形です。
それをみんな壊してしまった。魚もいなくなってしまいました。
自然を見つめると、そんな変化が自分の体感で分かって来ます。

 

 

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