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餅投げ(餅まき)

こんにちは。

春も近づき、来月開催する「菜の花まつり」も迫っていて何だか最近そわそわしています。

前年度同様今年も30店舗以上のこだわった出店(手作り、無添加、オーガニック系など安心できる素材使用のお店)が並ぶので期待してください。詳細はこちら

 

さて、只今弊社では、水と緑の心の源流郷 清川村 にて土間と井戸のある田舎暮らしができる家を建築中です。

こちらに住まわれるお施主様が上棟式に「餅投げ」をされるということで、今回は華やかな上棟式になりそうで、今から楽しみにしております。

「餅投げ」は、上棟式の際、屋根の上から集まった人達に向かって餅を投げることで、古来より神事の際に行われてきたのですが、最近では全国的に省略されている傾向にあります。

わたしも小学生の頃、ご自宅の家を建てた時は、餅投げをしたので今でも当たり前にするものだと思っていました。

 

それ以来、経験していない為、今回は貴重なお時間になりそうです。

餅投げについて、ちょこっとググってみましたので、一例ですが、みなさんにも紹介したいと思います。

 

「餅投げ」・・・上棟式での餅投げは、「散餅銭の儀」という災いを祓うための儀式の中で、餅と銭をまく事がもとになっているそうです。

家を建てることは大きな厄災を招くという考えがあり、その厄を避けるために餅や小銭をまいて他人に持って帰ってもらうという説もあります。

古い時代には、家を建てるということは、地域の共同体による共同作業であり、「家を建てる」=「富がある」ということの象徴で、その富を地域の共同体で分け与えることで、厄災(家を建てられない人の嫉妬もあったそうです)を避けるために、神饌であり保存食でもある「餅」や富の分配の形として「小銭」をまくことが地域の共同体の中での生活を円滑に行うための習慣だったようです。

上棟式そのものの習慣が広まったのは、平安時代から鎌倉時代にかけてみたいで、一般庶民には、江戸時代から広まったようです。

 

よく紅白の餅を投げることもあるみたいですが、それは、敵味方の区別無く、一同に介したらおめでたいということで、源平合戦の際に、赤と白の旗印に分かれて戦った事が由来しているという説が有力みたいです。

また、赤色が赤ちゃん、白色が死や別れを意味し、その2つの色を組み合わせることによって、人生そのもの(人の一生=ハレの舞台)を表しているからとういう説もあります。

日本人の感性、美意識も関係しているみたいで、要は白色と赤色を組み合わせる事で、赤い色が最も美しく爽やかになると感じたみたいです。

 

他にも色々といわれはあると思いますが、今回はこの辺で、、、

一応今回の清川村で行われる上棟式餅投げは、29日に開催する構造見学会(10:00~16:00)の後17:00頃開催予定となります。

お施主様のご厚意で、一般の方でも気軽に参加してほしいというお言葉を頂戴しましたので、ご興味のある方は是非来てください。天然酵母の自家製パン屋を営んでいるお施主様なので、当日はパンも宙を舞うみたいですよ

詳細はお問合せしていただくか、後日HPにアップする構造見学会ページを御覧になってください。