庭の紅葉

大規模リフォームの現場がいよいよ完成です!
耐震改修・断熱改修・水廻り・内外装・太陽光発電に燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」と盛りだくさんの内容でした。
今までの家で使われていた木製の玄関引戸も、内部の建具として受け継がれています。
もともとある隠れていた小屋梁も、勾配天井にして露になったものは表面をきれいにして化粧梁になりました。
築30数年の家が、新たな時を刻むべく生まれ変わりました。
このお客様は、建替えよりも住み継ぐことを選ばれました。
いくつか相談に行った工務店では、どこも建て替えを勧めたそうです。
私は、ある程度しっかりした構造が残っているのであれば、安易に建て替えは勧めたくありません。
新しいものは快適だし綺麗だし安心だとは思いますが、「新しさ」はすぐに古くなります。
家に「新しい」という価値は必要ないと思います。
家族構成や時代に合わせて、改修すれば良いのです。
どこに価値を見出すか。
人それぞれでしょうが、このお客様がした判断をとてもうれしく感じています。
そして、そのお手伝いが出来たことに感謝します。

このお正月は、いつもと変わらぬ、だけどちょっと新鮮な「我が家」で過ごされることでしょう。
庭のもみじも、いつものように色付き始めましたね。