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樹の家シリーズ

自然から生まれた素材だけを利用した、呼吸する家に住みたい!

オール国産材を使用。

下地から仕上げ材まで循環型素材(土に還る素材)だけでつくる、100%自然素材の家です。

それでいてデザインの幅は広く、のテイストやモダンなテイスト、外国の雰囲気を取り入れたテイストなど、

さまざまなテイストが可能。間取りも完全自由設計で、お客様のご要望を取り入れて設計していきます。

◎こだわりの内装

下地材  無垢の杉板(合板(ベニヤ材)は使いません)

  無垢の杉板30mm・御影石・テラコッタタイル

  漆喰(しっくい)・和紙・無垢杉板10mm

天井  和紙・無垢杉板10mm

建具  燻煙乾燥させた杉材で手作り

杉板


紀州・和歌山の杉材を使用しています。

※山長商店

紀州の杉材は、温かくやわらかな質感心やわらぐ香り木目の美しさで、内装材にもよく使われます。

 

 

調湿効果もあるので、夏にジメッとせず、

床にごろんと寝転がってもベタベタしません。

 

★標準仕様

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1階    30㎜

2階    30㎜

壁・天井  10㎜

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御影石

御影石

御影石は、玄関の床に用いています。

御影石の特徴は、吸水率が低く硬いことです。

 

 

 

 

 

 

 

★標準仕様

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玄関外 バーナー仕上げ

(御影石の火に弱い性質を利用して、

冷却水を散布しながら

加熱用のバーナーで

表面を凹凸に仕上げた方法です)

玄関内 鏡面仕上げ

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漆喰

漆喰とは、「消石灰」を主成分とする塗り壁材のことです。

「消石灰」は、石灰石を焼成・消化した物

現在の石灰石は、2億~3億年前のサンゴ礁と言われています。

◎漆喰の特徴

①二酸化炭素吸収特性

漆喰の主成分である消石灰(水酸化カルシウム)は、空気中の二酸化炭素を吸収しつづけ、石灰石(=炭酸カルシウム)に戻ることで固まります。

これを炭酸化反応といいますが、消石灰は短期間に一気に炭酸化されるのではなく、100年をこえる長い時間をかけて徐々に炭酸化し、石灰石に戻ります。

 

Ca(OH)2 + CO2 ⇒

CaCO3 + H2O (消石灰+二酸化炭素⇒石灰石+水)

この機能から漆喰は地球温暖化問題に貢献できる素材と言われています。

消石灰1tの使用でおおよそ0.65tのCO2を吸収・分解します。

 

②ホルムアルデヒド吸着性

漆喰は、主成分の消石灰の機能により、かびや細菌の発生・増殖を予防できる、いわば天然の防かび・抗菌材です。だから、湿気を吸ってもかびません。

 

③結露を防ぐ

漆喰は、主成分である消石灰の微細孔により、高い吸湿性能を有し、結露を防止・抑制する効果を有しております。

 

④不燃性

漆喰は、燃えません

和紙

壁紙は、1000年以上の歴史を持つ高知県の土佐和紙を使用しています。

土佐和紙は、日本古来の天然素材、

楮・三椏・雁皮、エコ素材ケナフ等が使用されており、

環境にやさしい素材ですが、それだけにとどまらない、優れた機能性も有しています。

◎土佐和紙の特徴

和紙

①調湿効果

紙は木材と同じで呼吸しています。

湿度の高い時は湿気を吸収し、乾燥したときには蓄えていた湿気を放出しますので夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。

 

②調光効果

無作為に並んだ繊維が光を乱反射させるため、照明の灯りや日光もとても柔らかく感じます。

この効果が注目された和紙製のランプシェードも好評です。

 

③保温効果

新聞紙の例を挙げるまでもなく、本来紙が持つ性質として保温効果があります。

それに加え、和紙の場合は洋紙より繊維の隙間が大きいため、高い保温効果が望めます。

 

④吸音効果

光と同様、音も分散・乱反射しますので、耳障りが柔らかくなるだけでなく、部屋から洩れる音も軽減できます。

建具

トレカーサ工事では、建具も手作り。枠は、厚み40㎜の燻煙乾燥をさせた杉材を使っています。

◎木製建具の特徴

木材を、乾燥していない

生木の状態で使用すると、

収縮・割れ、歪みの原因になります。

 

使いながら乾燥させることになるため、

収縮率等が不均一になるからです。

加えて腐朽菌=カビの発生源にもなるので、

木材は乾燥させて使用しなくてはなりません。

 

建具に利用する際も十分乾燥に

気をつけなくてはならないのは同じです。

くるいをより少なくするため、

外にぐるっとまわすかまちは、

柾目を使っています。

もちろん接着剤を使わない工法です。

◎燻煙(くんえん)乾燥の特徴

①耐久性と調湿効果が保たれる

広く行われている高温乾燥では、水分が除去されるだけでなく、木の繊維までも破壊され、必要な精油分も揮発してしまうため、耐久性や木材本来の調湿効果が失われてしまいます。(水分が1%低下すると、強度は3%向上するといわれますが、一方で、精油分がなくなると木材はもろくなります) その点、燻煙による低温長期乾燥なら、木材の繊維を破壊することなく乾燥でき、精油も揮発しないので、耐久性と調湿効果も保たれます。

 

②高い安全性

燻煙は食品の加工にも使われるように(スモークサーモン等)人体に害のない煙成分での乾燥です。だから無公害、安全、安心です。

 

③防腐・防虫・防カビ効果

燻煙時の煙に含まれる生成物には、防虫・防カビおよび防腐効果のある物質が含まれているため、ダニ・シロアリ・カビを寄せ付けにくく、家を長持ちさせる効果があります。

囲炉裏のある古民家の柱や梁を見たことがありますか?ススで真っ黒ですが、虫にも食害されず、腐りや反り、曲がりも起こらず、何百年も長持ちしていますね。

あの強さの秘密が、囲炉裏の煙なのです。