敷地面積1000㎡とゆとりある敷地に農のある田舎暮らしを実感できるお宅です。
道路を挟んで一本向こうには日常生活が可能な商業施設が立ち並ぶが、
緑豊かな山脈に囲まれ、二つの河川が横断する、水と緑に愛される愛川町。
お施主様は東京での暮らしから一変、有機農業をこの愛川町で始めたご家族です。
土に触れるお仕事をされているからか、自然素材や環境問題、
それらと人とのつながりを、深く考えられているお施主様。
古いものを活かし、取り入れ、現代の暮らしに寄り添うように。。。
森と人が共に生きる樹齢60年の紀州産材を使用した杉桧の家。
60年前の林業家の想いを現代の棟匠の手により神奈川の地に再現します。
キッチン・玄関・ダイニングは回遊できるようになっており
ゴミ出しや、買い物、食事など
家事動線が短くなるような間取です。
障子を開け放したときには和室からもキッチンが見渡せ
LDKと一体となり、キッチンにも南に面した小さな窓があるので
開放的に家事ができそうです。
北側の竹林に面した大きな窓と、
神奈川県産ヒノキの無垢材のカウンター。
背面には作りつけの本棚。
スッキリと暮らす為に家具を新しく購入しなくて良いように、
建物と一体化して考えてきました。
ヒノキの階段を登っていくと、3つの扉が見えてきます。
東側のひとつは子供部屋へ、
もうひとつはWIC(ウォークインクローゼット)に通じます。
真鍮釘で止めた杉板の腰壁、
土佐和紙仕上げの壁、天井、
大きな紀州産の太鼓梁。
勾配天井の上にはお決まりのロフトが設けてあります。
今回は、弊社事務所から5分とかからない敷地という事もあり、
特に色々なスタッフが何人も入れ替わり立ち代り行き来した現場でした
現場が進みながらやっぱりこの方がいいかな?と意見を交し合い
変更したことも多くありましたが、
これからお住まいになるお施主様ご家族の
健康と幸せな暮らしを願いは変わらず
土地探しから2年をかけてのお引渡しとなりました。
そんな厳選された素材を使いながらも色々なこだわりを詰め込みやすい樹の家。
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