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~木造トラス梁~

トラス梁、Torasu Beem

こんにちは

最近、チャリンコに乗り始めた田中です

現場では腰が痛いし、チャリンコではおしりが痛い・・・

いや~、あんなにおしりが痛くなるとは思いませんでした

サドル変えようか、タイヤ替えようか、クッション付パンツ履こうか・・・

(あのパンツ、なんかおしめみたいで気が引ける)

しかし、風を切って走る爽快感

昔、400ccのモーターサイクルに乗っていたので、とても懐かしい感覚で、最高の気分です。

いま、ちょうどいい季節ですしね。

走るのに化石燃料を必要としない、エコロジカルな乗り物ですから、うちの会社も自転車通勤を推奨すればいいのに・・・ 

 

 

さて

私がいま管理している物件は、老人福祉施設で400㎡以上あるそこそこ大きな建物で、神奈川県産材(杉・桧)を使った在来軸組み工法の木造なのですが、

この施設のメインルームが結構大きな空間(150㎡程)で、梁の最大スパン8.6mあります

(スパン:梁を支える柱と柱の間の距離のこと。スパンが大きい程、大きな梁が必要!)

 

私が普段設計する一般木造住宅の場合、スパンが5mを超えないようにしていますので、今回いかに大きな空間になっているか、お分かりいただけますでしょうか?

その大きな空間を構成するのに、普通であれば梁に「集成材」という薄い木を接着剤で貼り合せた材(大きく強い梁を作る事が容易)を使うのですが、そこは普通じゃないトレカーサ!取った策は「木造トラス梁」という構造です!

これは西洋の木造では古くから使われているつくりです

 

日本の古民家は、和小屋といって、太くて曲がった松の梁などを水平に数段組み重ねて頑丈な骨組みを構成しますが、

西洋では、「圧縮や引っ張られる力には強い」という木材の特性をうまく利用したトラス組みという斜め材を多用した組み方を伝統的にしていました。

 

先日、このブログで紹介した富岡製糸場がまさにそれです

わたしは、休みでも常に仕事のことを考えていてね・・・

 

それは良いとして、

普段なかなか見られない、「木造の大きなトラス梁」

現在建て方もほぼ終わり、このゴージャスなトラス梁が見られる状態ですので、ご興味のある方はご連絡ください。

いつでも見学頂けますヨ!