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森の駅発グランドフォーラム2016

秋の日のさわやかな日曜日、11月20日。
東京大学弥生講堂にて「森の駅発」主催の
「グランドフォーラム2016」が開催されました。

キャンパス内の建物と紅葉した木々とのコラボがとってもいい風景を
生み出していました。

さて、今回のフォーラムは「自然乾燥木材で健康な住宅を」を
テーマとし、幅広くその道の権威ある先生にお越しいただき
お話しをしていただきました。

「快適環境づくりに木の香り」 東京大学名誉教授 谷田貝光克先生
「無垢の木材の良さの科学的検証」 九州大学准教授 清水邦義先生
「自然共生型ゼロエネハウス」 東京建築士会会長 中村 勉先生
「日本の森をより元気に」 東京大学大学院教授 酒井秀夫先生
専門分野の先鋭なる先生方のお話をお聞きすることができました。

無垢の木材の人に与える良い影響、その実証例。
木の良いとされる言い伝えの科学的適証明。
今、見直されている大規模建築物の木材使用例、施工例。
恵まれた環境にあるはずの日本の森の不活性な現状。
このままではいけないと感じさせてくれる、内容の濃いお話ばかりでした。

自然を守る活動、日本の守るべき文化の保護活動は各地でもあると思います。
それを、点の活動から線の活動へ、さらには面の活動へと広がっていけば、
もっと自然と共生した生活が、身近に実現しやすくなると思います。

自然環境保護問題は今に始まったことではありません。 ただ、一度壊した自然が元に戻るまではかなりの時間を要します。 自然が嫌いという人はあまりいないと思います。 だからこそ、環境問題にもっと興味を持って頂ければ良いと感じました。 それは必ず自分対して、返ってくることなのですから。

当日のパワーポイントと冒頭部分の動画はコチラから