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火災保険を安く抑える「省令準耐火」仕様の木造住宅

省令準耐火建築物

 

こんにちは

 

 

今年は桜の咲き方がまばらだとニュースでは流れていましたが

皆様のお住まいの地域はいかがですか?

 

確かに開花宣言は早かったものの

まだ満開という感じでもないですよね

 

 

 

さて、住宅を新築した際に欠かせない「火災保険」ですが

木造住宅だと高額になりがちだと思っていませんか?

あまり知られていませんが、

作り方次第で、RC(鉄筋コンクリート造)と同じランクまで

火災保険の値段を抑える事ができます。

 

これは、火災保険の保険料が約50%

 

地域によって差はありますが

3年間で100万円安くなることになります。

 

 

 

 

省令準耐火建築物

 

まず、火災保険には

 

3段階のレベル

※H:普通の木造住宅

T:耐火・準耐火・RC

H:マンション

 

があります。

 

一般的な「住居地域」だと

耐火建築物や準耐火建築物には

建築基準法上の規制はかかってくることは少なく

「普通の木造住宅」になります。

 

防火上の規制としては、

「近隣への延焼を防ぐ」程度が必要とされるため

主に外部、隣地に近い部分の

「屋根」「外壁」「軒裏」を不燃材料などで作り、

内装までは厳しく制限されない為(キッチンを除く)

「和紙」や「木の梁などのあらわし」が可能になっています。

 

 

 

 

 

省令準耐火建築物

 

むしろ、耐火建築物や準耐火建築物にするとなると

建築基準法の定めにより、

部屋の構造材を始め

内装も「不燃のビニールクロス」や

「木材は石膏ボードで覆う」などの

縛りが多々でてきます。

 

 

 

 

省令準耐火建築物

 

その中で、あくまで任意、

お施主様のご希望によって選べるのが

「省令準耐火建築物」になります。

 

 

この省令準耐火建築物は

火災保険上は耐火建築物や準耐火建築物と同じ位置になり

しかし「木材のあらわしが可能!」という作り方です。

 

 

 

 

省令準耐火建築物

 

通常の木造住宅の作り方と違う点は

細かく見るといくつかあるのですが・・・

大きく分けると2つ

※下地の石膏ボードは全て12mm以上で連続させる

(天井は強化石膏ボード)

※あらわしの仕上げとなる木材は全て120mm角以上

 

の2点です。

 

 

いわゆる燃えしろ設計と呼ばれる

木材に火がついてもゆっくりと炭化する特徴を生かし、

中から逃げる時間を確保する為に

120mm角以上という条件がついています。

 

 

 

このような追加工事費を含めても

火災保険料が安く抑えられ

なにより防火上も安心・納得して頂いた木造住宅

お住まい頂けます。

 

 

是非気になる方は一度ご相談ください

 

 

お問い合わせはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ乾燥する日が続きます。

春は疲れも溜まり、ぼーっとしてしまいがちですが

火の元には十分お気をつけて

安心して樹の家での暮らしをお楽しみ頂けたら嬉しいです

 

 

 

また更新します

 

 

 

設計 藤澤

 

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